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Channel: 桂田智司・右翼の寝言
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第三回公判の報告

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8月22日に行われた第3回公判の結果を報告致します。
今回は被告人尋問が行われ、内容の一部を記載します。


中国の至宝展を知ったのは一般市民からの情報提供であった。

博物館に電話をし、責任者に代わる様に伝えたところ担当者が対応に出た。

内容は、中国全土で反日デモが起こっている等の時局を説明し、こんな時期に行うのはおかしいと言い、時局が好転するのを待つほうが良いという話をした所、相手から「延期は1年か?2年か?」と聞かれたので、「状況が流動的なのに期限は決められない」と答えた。すると相手が「無期限ですね」と言ったのであり、此方から無期限延期を要望した訳ではない。

1時間半の電話中は自分が一方的に話したのではなく、殆ど相手からの質問に答える形であった。

街宣行動の目的については、神戸の後も名古屋と福岡で開催が予定されており、自分の意見と博物館の判断のどちらが正しいのか一般市民に知って貰い、考えてもらう為である。

各団体への呼び掛けは行っておらず、ブログを見て共感した者が各々動いたのである。
大体、呼び掛けをするとなると招待状や手続きが大変であり漏れ等あると大変な事になり簡単には出来ない。

3月3日に行われた大規模な街宣行動については、2月に大阪で街宣行動が行われた時に大阪の団体が各々許可申請をして1台ずつ動くのは大変だから公安条例でやればどうかと話があり、こちらが近く、仕事も夜勤で昼間は時間のある自分が許可申請を行った。

コースについても、当初は3周を計画していたが、生田警察署との協議で他の労組のデモと重なると困るから1周にしてくれと言われ、それを受け入れたのである。


弁護人と検事双方から色々な質問がなされたが、弁護人は博物館側との電話の内容が主であるのに対して、検事はその後の街宣行動についての質問が主であった。

あくまでも起訴内容は電話でのやり取りの中に脅迫的内容があったとしているのであり、その後の街宣行動については関係の無い話である。
電話での内容に違法性があると言うのであればその内容で争えば良い筈だ。
つまり、電話の内容だけでは問題に出来ないので後の街宣行動を理由にこじつけようとしているのだ。

被害届が出されたのが電話の3週間後であるのも、脅しと受け取っていなかったからだ。
本来であれば直ぐに出す筈である。
現に警備要請は直ぐに出している。

此方の行動には違法性は無いと考え無罪を主張する。

休憩を挟み書証不同意部分の採否の審議が行われた。

調書についても午前中に色々聞かれ、午後から出来上がった物をパソコンで見せられ、間違いが無ければ署名してくれと言われた。
検事の主観がかなり入っているので適正を言ったが、細かい事は後で聞くからと言われた。
しかし、微修正しかされず、検察が直すと同意した箇所も結局は直されていない。よって不同意とし、「でっち上げ」と主張した。


結局、審議の結果事件に関する検面調書の大半が不採用となり、桂田の主張が認められる事となりました。


容疑を認めれば略式で罰金で済み、早期の社会復帰も出来たが、言っていない事を認める訳にはいかない。
また、このようなでっち上げや権力の横暴を認める事は出来ないので自分の意思で言った事で判断をしてもらいたいと、裁判闘争を決意したのである。

正しく、こんな事が罷り通れば市民は苦情や反対意見や抗議等出来なくなる。
笑いながら苦情や抗議をする者は無く、感情の昂りや怒りを相手に知らしめるのも必要な事である。

声が大きかったり言葉が悪いだけでも怖かったと言って脅迫が成り立つなら誰もが貝になるしかない。

今、全国的に「自治基本条例」の類いが制定の動きを見せているがこんな事で意見を言う者は居なくなり、条例自体も意味を成さなくなる。

確かに不必要な暴言や尊厳を否定する発言は容認出来ないが、今回の裁判に於いてもその様な証明はされなかった。


次回は10月16日 11時より最終弁論と論告求刑が行われます。
 
 
 
追伸

面会に行かれる方へ

現在手持ちのの飲食物がいっぱいになっており、しばらくの間、売店にて飲食物の差し入れをストップしている状態との事ですので、ご了承下さいませ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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