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Channel: 桂田智司・右翼の寝言
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遅まきながら新年のご挨拶を兼ねて、緊急提言です。

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同志の皆さんには年末年始のご挨拶もしないまま、3ヶ月近くも更新をほったらかしてしまった怠慢を深くお詫び申し上げます。年末の衆議院選挙による民主党の大敗で、ともかく売国政権打倒の念願が他力本願ながら叶いましたので、暫くボーッとさせていただいておりました。
 
本来ならば、春先くらいまで冬眠しようと思っていたのですが、そうもいかない事態が発生してしまいました。と言いますのは、神戸市立博物館が売国的イベントを計画しております。その開催は2月2日と目前に迫っております。我輩も恥ずかしながらこの情報を把握していなかったのですが、匿名の情報提供者により、昨日初めて知った次第です。
 
その事態とは、日中国交正常化40周年の記念行事として「中国王朝の至宝」展を、2月2日から4月7日まで開催するという事です。
「な~んだ、そんなことなら別に何も問題ないじゃないか」と、思われる方もおられる事でしょう。昨日、直接博物館に問い合わせてみましたが、確かに内容的には現在のところ何も問題はありません。我輩が問題視しているのは、その「開催時期」なのです。
 
ご存知の様に日中関係は、日毎に友好とは程遠い険悪化の様相を深めております。昨年夏の支那大陸を席巻した反日暴動の狂乱は、我々日本人の忌まわしい記憶として胸裏に焼き付いております。当時、世間ではあの反日暴動を指して「これは暴動などと言うもんじゃない、日本企業を標的とした無差別テロだ!」という声も挙がった事を忘れてしまったのでしょうか。
幸いにして一人の日本人同胞の人命も損なうことも無く、物的被害だけで済んだものの、当時、大陸に駐在していた在留邦人の恐怖はいかばかりであった事でしょう。一歩誤ればアルジェリアの悲劇が、昨年の夏支那大陸で惹起していたかも知れないと思うのは考えすぎでしょうか。
 
博物館側は日中国交正常化40周年の記念行事と銘打っておりますけれども、日中のこの40年の歴史は果たして正常な歴史であったのでしょうか。また、友好と呼ぶに相応しい関係であったのでしょうか。我輩は「否」と答えざるを得ません。而して、その原因は日中のどちら側にあったのでしょうか。常に中国側にあった事は言うまでもありません。我が国はその都度、大人の対応と言われる極めて消極的卑屈な態度を以ってその場凌ぎの解決に終始して参りました。その結果、日中関係は好転したのでありましょうか。逆に中国の道理を弁えぬ理不尽な要求や主張は益々エスカレートし、現在に至って居るのが実情ではないでしょうか。
 
日韓問題もそうだけど、日中問題がこじれると日本国内では政治外交と
民間交流或いは経済交流はたまた文化交流は別だという、所謂「政経分離」的発想で物を言う人間が少なからずいる。今回の電話応対に出た博物館の職員もその内の一人ではあるのだが・・。
ところが、中国や韓国のスタンスは常に「政経一致」なんです。違いますか。昨年の尖閣諸島問題に端を発したあの反日暴動を見ても明らかな様に、中国が日本と同じ様に「政経分離」的スタンスであるならば、日本企業が焼き討ちや略奪に遭うはずはないんです。日本企業に何ら非は無いし、尖閣諸島問題に一片たりとも介入していないのですから。
もし日本であの様な事態が発生して、中国企業を焼き討ちしたり略奪した日本国民が、愛国無罪と称して無罪放免、罪に問われないという事が有り得るでしょうか。或いは、暴動に参加した中国人がマスコミのインタビューを受けて英雄気取りになっていたが、その逆バージョンが可能なのでしょうか。
 
因みに、この度の至宝展で中国側から貸し出されている至宝の貸出料は、いくらぐらいだと思います?電話で応対してくれた担当職員は正確な金額は言いませんでしたけれども、我輩が何百万と水を向けたところ、「そんな訳ないでしょう」と、即座に否定しました。ゼロの桁が一つ違うのかと問いただしますと、この場では正確な金額はわかりませんという回答でした。即ち、貸出料は何千万から億単位に上るという事です。それが国民の血税から支出されているという事を、我々納税者であるが故に出資者でもある国民の、しっかりと認識しなければならない一点ではないでしょうか。
 
昨今、財政事情の厳しい地方自治体が増えております。神戸市とてその例外ではない筈です。その様な状況の中で、この様な高額のイベントを行うにあたっては、それに見合うだけのメリットがある筈です。その説明義務が神戸市及び博物館側には存在しないのでしょうか。応対した担当者の説明に因りますと、至宝の貸し出しにあたって中国政府の許可が中々下りなかったといわれます。この一面からすると、日本側は足下を見られて相当に貸出料を吊り上げられた事でしょう。そこまで無理してこの度の企画を強行しなければならない必然性が、何処にあるというのでしょうか。
 
中国人民解放軍は年頭に当たり、軍の機関紙で尖閣諸島を睨んで対日戦争準備の大号令を発し、装備編成を平時編成から戦時編成へと逐次転換しつつあります。当然ながら、訓練演習に至っても、尖閣諸島沖周辺で日中両軍が衝突した場合を想定した実働訓練や戦術演習を繰り返しているという。さらに、中国のマスコミは、その軍の意向を受けて人民の反日感情と戦争決意を煽り促す報道を繰り返しているという。
この情報は単に我輩が独善で言っているのではない。1月25日付産経新聞の報じる情報である。
 
この中国の姿勢は、日中国交樹立40年を祝福するに相応しい姿勢であろうか。日中友好の発露とでも言うのであろうか。この様に、相手が友好とは程遠い敵対姿勢を官民挙げて採る中で、「政治と文化交流は別だ」とか「こういう時期だからこそ、せめて文化交流だけでも」という様な、軽い思考で良いのであろうか。この度の至宝展の開催が、日中間の起死回生の為の切り札になるとでも言うのであろうか。我輩は断じてそうは思わない。逆に中国の軍備拡張、対日戦争準備の完遂に寄与する明らかな利敵行為であり、売国行為であると断言する。
 
そもそも、平時態勢から戦時態勢へ転換した場合、通常の国防予算では賄いきれなくなるから、当然軍事費の臨時支出が行われるのが通常である。日本側が中国に支払う、或いは支払ってしまったのかも知れない億単位の至宝貸出料が、中国軍のミサイルに化け、戦車に化け、空母に化けて我が国国民の生命財産を危機に陥れる結果になる事に気付かなければならないであろう。
 
我輩はこの企画を止めろと言っているのではない。時期を誤るなと言っているのである。片思いで恋愛関係が成立しないのと同じ様に、友好関係も両思いでないと成立しないんだよ。今の日本の姿勢はストーカーと同じ様なものよ。日中間の40周年に拘らず、さらなる好転を待ってからでも遅くないのではないか。
 
以上の様な認識に基づいて、我輩は断固たる抗議行動を展開する所存である。事が急であり正式な準備が間に合わないので、開催当日、開館時間に合わせて状況偵察を兼ねて神戸入りする。長期戦が予想されるので、思いを同じくし、或いは我が趣旨に賛同される方は当日現地において今後の対策を論議しようではありませんか。
 
 
 
問い合わせ先
桂田 智司
電話番号:070-5040-7328
メールアドレス(携帯電話):harimaokai@dj.pdx.ne.jp
 
 
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