8・15不当逮捕の後25日の釈放まで身上調書も含めて一度として当局の取調には応じておらず、たった一枚数行の否認の検事調書しか存在しない中での不可解な釈放という司法の処置に対して法廷闘争を以て司法官憲の専横傲慢を挫かんと決意する次第であります❗
併し乍ら一旦不起訴処分で釈放されてしまった上は刑事裁判を闘う事は不可能であり、対決手段としては国賠訴訟位しかない訳ですが、カンパを募って国賠訴訟を以て闘って行きたい所存であります❗
抑々吾輩は当初より全面否認の上、不当逮捕を主張し法廷闘争を宣言して完全黙否していたわけです❗素人目に見ても本来ならば当然勾留延長の末に起訴公判の事案である筈です❗
今回ばかりは法廷に警視庁第六機動隊の隊長以下不当逮捕に関わった隊員一人一人を引きずり出してこちら側の尋問にかけていけばボロはいくらでも出て公開の法廷で如何に官憲寄りの裁判官と雖もとてもとても吾輩を有罪には出来まいと而して不逞官憲共を晒し者にして目に物を見せてやろうと公判を楽しみにしておった訳であります❗
それこそが反曰賊徒売国奴に甘く愛国保守右翼陣営を目の仇にする官憲特に昨今の機動隊警備当局に対する見せしめと戒めになると大いに闘志をかき立てていたのであります❗
故に検事や勾留裁判官に対しても公判準備の必要性に鑑み拘置所勾留を希望し1勾留目は入れられなかったが延長の際に移監になるものとばかり思い込んでいた処、1勾留目の満期直前になっていきなり処分の内訳も決まらぬまま釈放となったのが去る8月25日であります❗(29日付で起訴猶予処分)
本来 起訴猶予処分と言いますのは「有罪を前提としてお上のお情けで今回ばかりは罰するのを許してあげませう」と言う処置ですから、全面否認の上完全黙否しておる心証悪しき犯人に適用されるものではありません❗
公訴権は検事専問の特権事項です。その検事が起訴を断念せざるを得なかったところにこそ此の度の公妨の真相があるのです❗
身柄を釈放しても検察側に公判維持の自信があれば「在宅起訴」という選択肢もあったにも拘らず、無反省の心証悪しき憎々しい犯人を「起訴猶予」で済さねばならなかった処に検事の苦渋が窺えるというものではありませんか(笑)
然かも「起訴猶予」という不起訴処分の内訳は本来ならば「嫌疑不十分」となる処を官憲の面子と士気を考慮しての決定なんでせうな(笑)
併し吾輩は、この処分に対して全然納得はしておりません❗
「無罪で出てこれたんだからいいじゃぁないか」と言う意見もあるでせうが、そう言うこれまでの右翼陣営の姿勢が「右翼対策に当っては少々強引な取り締りをしても左翼の様にマスコミも騒がないし国会で問題視される事もない」という軽薄な思い上がりを官憲共に植え付け安易な強権の発動に繋がっておると考えるのであります❗
因みに官憲共の左翼対策を見てみませう❗
ー、保守市民の公安条例による正当なデモ隊の進路上に大勢で寝ころんで出発進行を妨害する犯罪行為を放認する一方で混乱発生を理由に保守側の正当なデモの中止を勧告する官憲当局の対応❗
ー、右翼の街宣車はその進入を規制する一方で赤色労組や国賊共産党を始め売国奴野党の街宣車は規制せぬ国会永田町周辺の警備姿勢❗
ー、其れよりも何よりも沖縄反基地闘争の売国左翼共の無法振り放認の現実❗
まだまだ数え上げれば切りないが、同じ事を我等右翼保守勢力がやれば総てアウトでせう。同じ憲法法律に基づいて取り締りしているにも拘らず、何故にこうも左右の対応に差が出るのか?
幾つかの理由を列挙致しませう。
1、左翼の後ろには左翼弁護士が控えていて司法闘 争の支援態勢が整っているが右翼には斯かる支 援態勢がない。
2、左翼の場合は大概マスコミが之を擁護する論陣 を張る一方右翼事件の場合は黙殺するか報道し ても官憲当局の発表を鵜呑みにして仮におかし な点が有っても絶対に追求されない。
3、左翼の場合は左翼政治家・左翼弁護士・左翼マ スコミ・左翼知識人が常に結託して事件を針小 棒大にしてしまう一方で保守政治家・保守知識 人は「右翼」のレッテル貼りを恐れて関わりを 避けようとする故に強引な権力行使も世間の批 判の対象になるリスクが少ない。
4、左翼はどんな小さな事案であろうと徹底的に争 う事を常とし過去に於ては法廷闘争に勝利の事 案もある中で迂闊に手を出せない。一方右翼は 「天誅斬奸」という伝統的行動理念に基づく確 信犯的直接行動を常としきた故に「一審即決控 訴せず」という伝統精神あるからパクられても 当人もその周辺も争う事が少ない。乃ち左翼の 様に争う事も争い方も知らずにきた。総てはお 巡り任せで済せてきたきらいがある。
5、右翼陣営上層部の間違った認識と教育の結果で ある。右翼陣営内でよく言われる事に、日ワク 「我々の敵は機動隊ではなく常にその後ろに居 る国賊左翼なのだ。だから機動隊と揉めて公妨 でパクられるなどは愚の骨頂である」と。
因みに今回はこの愚の骨頂にも該当せぬ。靖国 参拝を済ませて嫁と二人で他の大勢の参拜客と 横断歩道を渉ってただけでいきなり進路妨害さ れた挙げ句の公妨逮捕なのだから(笑)
大体主な要素はこれ位だと思うが、簡単に言ってしまえば「左翼は扱い難いが右翼は扱い易しい」「左翼は一歩扱いを間違えれば責任問題に発展して進退極まる恐れがあるが、相手が右翼なら何をやっても責任は問われん」との官憲当局の思い上がりだな❗
ならば右翼の左翼より扱い難い処を肝に銘じて思い知らせてやり、右翼の扱いを間違えれば進退極まるどころか生死に拘わる恐れがあるという事を自覚させてやらねばなるまい。
抑々機動隊創設の経緯を顧みれば、現今の機動隊の姿勢が本分を逸脱しておる事は明らかであります❗
第一次安保の革命の嵐の中で右翼とヤクザの手助け無くして左翼暴力革命を鎮圧出来なかった苦い屈辱の上に10年後の第二次安保に向けて官憲当局の威信にかけて莫大な血税を投じて反日賊徒左翼革命勢力鎮圧の特殊部隊として創設したのが機動隊ではないか❗
その機動隊が左翼の違法無法を野放しにして右翼の合法的政治活動を抑圧せんとする。挙げ句の果てに本来鎮圧すべき左翼の集会デモを公然と警備して恥づる所がない。
然も左翼賊徒を成敗しようとする右翼を逆に因縁をつけてパクろうとするに至っては左翼賊徒の走狗以外の何ものでもあるまい❗
法を守って国を滅ぼす法匪官賊とは現今の官憲機動隊警備当局の事よ❗
それでも我等日本国民の有事に於ける安寧秩序の維持と日常生活の安穏はこ奴等に委ねねばならんのであるからちっとは性根を入れ替えてもらわねば仕方あるまい❗
故に法廷闘争に持ち込んで白黒をハッキリさせて悪しき長年の陋弊を断たねばならぬと念いを強くするのであります。
といっても一担不起訴にされてしまった以上公訴権を持たぬ身で公判請求も出来ず、唯一国賠訴訟で闘うしか術なき現状であります❗